「宅建業免許を取得するときに資本金はいくらがいいのか?」
「宅建業許可の資本金はいくら以上って決まりがある?」
宅建業を開業するときに会社を設立する場合があり、その際の資本金をいくらにすればよいかと疑問が出てきます。
宅建業免許を取得するときの資本金に規制はあるのでしょうか。
では、資本金をいくらを目安にすればよいのでしょうか?
この記事では、宅建業免許を取得する際の資本金の金額についての考え方や注意点について解説します!
宅建業免許を取得した会社の資本金で一番多いのは100万円と300万円!
資本金100万円未満 | 11社 |
資本金100万円以上300万円未満 | 31社 |
資本金300万円以上500万円未満 | 29社 |
資本金500万円以上1,000万円未満 | 24社 |
資本金1,000万円以上 | 21社 |
2025年3月までに愛知県知事の宅建業免許を取得した116社の資本金を調査したところ、資本金を100万円としている会社と資本金300万円としている会社がそれぞれ27社ずつありました。
資本金100万円と資本金300万円の会社が合計54社ありましたので、全体の約50%という結果でした。
続いては、資本金500万円が16社で、資本金1,000万円が11社でした。
資本金1,000万円以上の会社は、建設業やサービス業など他の事業をすでにおこなっている会社が宅建業免許を取得するケースが多いです。
そのため、これから会社を設立する方は、資本金を100万円・300万円・500万円を目安とするとよいかと思います。
資本金100万円でやっていける?不足する分は役員などからの借り入れで対応する!
資本金100万円は、開業時は資本金を少なくしたいということが要因かと思われます。
資本金100万円の場合、宅建の保証協会への加入・分担金を資本金から出すことができないため、役員や他からの借り入れでまかなうことになります。
資本金300万円は見た目もよく初期費用をまかなえる!
資本金300万円は、有限会社を設立する際の資本金が300万円以上と決められていたため、会社を設立する際の1つの目安とすることが多いです。
そのため、資本金が300万円あると、見た目も一定の評価をされることが多いです。
また、宅建業免許をこれから取得する場合、株式会社設立に約20万円・保証会社に200万円前後かかります。
他に事務所を借りる際の初期費用・備品代、会社設立や宅建業免許申請の代行費用なども必要となる場合があります。
合計すると300万円前後の費用がかかりますが、資本金300万円としておくと、宅建業を始める初期費用をまかなえるのではないでしょうか。
会社を運営する際には事務所家賃などの維持費が発生しますが、資本金で不足する分は、役員などからの借り入れで対応すれば問題ないです。
資本金500万円は初期費用と運転資金をまかなえる!
資本金500万円あると、初期費用に加えて運転資金にも回せます。
宅建業免許をこれから取得する場合、早くて2カ月ほどかかります。
事務所を借りている場合は家賃が発生しますし、従業員の方を雇用していると給料も発生します。
資本金が500万円あると気持ちに余裕が生まれるのではないでしょうか。